「本気で生きる」以外に人生を楽しくする方法があるなら教えてくれ

「本気で生きる」以外に人生を楽しくする方法があるなら教えてくれ

きっかけ

本書を知ったきっかけは以下のツイート。

そのリンク先のブログの記事を見て、もういても立ってもいられなくなった。そもそも、このタイトル。本のタイトルだけで、買いだよ!だって、「本気で生きる」以外に人生を楽しくする方法があるなら教えてくれ、だよ。

感想など

我武者羅應援團?まったく知らなかった。ガムシャラとかこういうのを漢字で書くの、私が中学生くらいのときに暴走族やそれにあこがれる人たちがよくやっていたなあというのが、視覚から入った最初の印象。しかし、実態はまったく違った。

本屋でパラパラって少し読んで、そのままレジに持っていった。2冊並んでいる美魔女の本のとなりに2冊並んでいたが、背表紙だけでははっきり言ってまったく目立たない。もったいない。本を目立たせるのは背表紙では難しいね。

行きの電車でほとんどを読んだ。今日職場について最初にやったことは、この本の最後を読み、読書カードを書くことだった。仕事はやることがいっぱいあったが、そうせずにはいられなかった。

電車の中で、なぜか何度もこみ上げるものがあり、何度も目頭が熱くなった。どこでそうなったかあまり覚えていない。それは不意打ちのように押し寄せてきた。他のヒトが読んでもこうなるかどうかはまったく保証しない。しかし、私はそうだった。帰りの電車でもそうだった。

読みながら、いろいろなことを思い出した。いろいろな人を思い浮かべた。なかでも、今年就職したアルバイト学生が高校時代応援団だったことを思い出した。ヤツは誰よりも熱かった。そして、今私が任されている支店の過去最高記録も3年かけてたたき出した。その記録は彼一人によるものではないが、明らかに、彼が周りを巻き込んでなしえたものだ。あれは応援団魂だったんだなあって、その秘密を垣間見た思いがした。

「はじめに」で著者は高校のとき応援団に入ったが、すぐ逃げ出したということが書いてあって、まあ、こういうのはよくある手法だと思ったが、小手先の手法ではなくまさに著者の人生の根幹をなすことであることがすぐにわかった。

さらに、我武者羅應援團について調べたら、こんなのが見つかった。

私は、深夜、一人でこれを見て涙した。それも2回見て2回とも。応援団を逃げ出したことだけじゃなかったんだね。それをきっかけにしたその次の一歩こそが偉大な一歩だったんだね。みじめで、かっこ悪いのが、かっこいい。

どこもハートのこもった真実の言葉で語られていて、胸に響く。特に私が気に入ったのは、

  • 02 結果を変えるんじゃない。結果に向かう、自分を変えるんだ
  • 05 遊びの勝負にも人生を賭ける
  • 07 世界はあなたのために回っていない
  • 14 すべてを「自分ごと」にしているか?
  • 24 やる気を出したいなら、何もするな!
  • 27 主語を抜くな!
  • 29 誰かを応援したかったら、本を読め!
  • 30 人生は打率ではなく、打席数で決まる

05は、真っ先に松岡修造が浮かび、そして、ジーコが浮かんだ。

卓球のサーブ一つとってみても「これが人生最後のサーブだ」と思えば、その一球にこめる気持ちは変わってくる。

これがスポーツの本に書かれているなら、まだ普通だが、遊びのところに書いてあるのが凄い。ちなみにジーコは現役時代、フリーキックの練習では、これを外したら試合に負ける絶対に入れなければならないという状況を常にリアルにイメージして、スタジアムの熱気もプレッシャーも何もかもすべて再現して蹴っていたという。

27主語を抜くな!は目から鱗である。「仕事がつまらない」→「私は仕事がつまらないと感じている」と言うべき。確かにこの言い換えは重要かつ有効だ。いろんな場面で、自分に、他人に使えるだろう。

30は、勝間和代風に言えば、じゃんけん、じゃんけん、またじゃんけんだろうが(『「有名人になる」ということ』参照)、この表現の方がより深い。

どうもいかん。分析的に書くと、この本の良さが伝わらなくなる。読みながら自分の中でいろいろ対話し、体験する本だ。一般にはマイナスとされる感情をとことん味わう大切さについて、こんなに迫力を持って迫ってくる本を私は知らない。著者の10数年くすぶり続けたという、そして、今も重ねる体験の重みだろう。

ヒトによっては、ひょっとしたらこの本はすぐに役に立たないのかもしれない。何も感じることがないのかもしれない。私はアナタではないのでそんなことは知る由もない。しかし、それでもあえて言おう。買って、どこか(できれば見えるところ)においておけば、いずれ助けられるときがくるだろう。それは、めぐりめぐってということかもしれないが。

私は、何枚か挿入されている応援風景の本気の写真も好きだ。どれも良いが特にP57が好き。

この本を読んで、私の仕事もまた応援団そのものであることに気づいた。もっと真摯に真剣に仕事に取り組もうと決意した。

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「本気で生きる」以外に人生を楽しくする方法があるなら教えてくれ

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初回更新:2012-10-17 (水) 04:29:21
最終更新:2014-06-21 (土) 09:59:34
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