パワー・クエスチョン 空気を一変させ、相手を動かす質問の技術

パワー・クエスチョン

あと3年しか生きられないとわかったら、あなたはどうしますか?

ビジネス書というのは、最初からエンジン全開で次第にテンションが下がってくるのが定石といってもいいようだが、この本は違う。最後のほうにクライマックスが来る。そういう意味では映画やドラマのようだ。本書を開くまで、てっきり、体系だてたものかと思っていた。まったく違った。例題集だ。

「アメリカはプラグマティズムの国なので、いかに問題を解くかということばかり書いてある」これは大学4年のときの先生のセリフだが、量子力学のテキストについて、確かシッフのを指していた言葉だったと思う。この本をパラパラ拾い読みして、そのことを思い出した。

P17までは最初から読むことを勧めるが、あとは自由に読むといい。私はそうした。なので、ほぼ「いきなりクライマックス」にぶち当たった。

あと3年しか生きられないとわかったら、あなたはどうしますか?

パワー・クエスチョン一つひとつに物語があり、そして、最後にまとめ、さらに

  • この質問の活用法
  • いつこの質問を使うか
  • この質問のバリエーション
  • フォローアップの質問

までつけて、至れり尽くせりのていねいな参考書だ。それぞれの物語を興味本位で読むだけでも、いざとなったときに有効なパワー・クエスチョンがとっさに出るようになるかもしれない。目的意識を持って読めばなおさらだ。

さらにまだある。最後の最後に「状況別・さらなるパワー・クエスチョン293」のおまけつき。ジャパネットたかたなみのダメ押しだ。

訳者がアガサ・クリスティの処女作『スタイルズ荘の怪事件』の翻訳者であるというのも個人的にちょっとうれしかった。

一部のパワー・クエスチョンは『最強交渉人が使っている一瞬で心を動かす技術』と通じるものがあった。また、「あと3年しか生きられないとわかったら、あなたはどうしますか?」は『あした死ぬかもよ?』だ。

購入・各種データ

画像は楽天ブックス、文字はアマゾンにリンクを張ってあります。
私はhontoで買いました。

パワー・クエスチョン 空気を一変させ、相手を動かす質問の技術

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初回更新:2013-06-16 (日) 18:23:47
最終更新:2014-06-21 (土) 09:59:33
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