自衛隊メンタル教官が教える 心の疲れをとる技術

自衛隊メンタル教官が教える 心の疲れをとる技術

ムリをするなと上司がムリを言う

『自衛隊メンタル教官が教える 心の疲れをとる技術』表紙・クリックで拡大

「無理をするなと上司が無理を言う」というのは学生時代に新聞で見たサラリーマン川柳だが、未だに覚えている。上司として、これは押さえておきたい本だ。著者の下園壮太は陸上自衛隊のコンバットストレス教官とどこにも紹介されているが、で、その職業なんだよって?ツッコミが見当たらないのは不思議だ。ま、私も突っ込まないでおく。

例によってBBMに紹介されていたから知ったのだが、なにより、私の職場にも陸上自衛隊出身の者がいて、私と同い年なのだが、すごいんだ、これが。どうすごいかってのは省略するが。だから、興味を持った。

ムリ・ムダ・ムラの3章構成になっているが、ほぼ半分を占めている第1章のムリが一番参考になるかな。

P27の以下の部分を読んで、思わず苦笑い。

人を助ける職業、人と交わる営業職、接客業、クレームなどに対応する仕事、締め切りなどの時間に追われる職業、昼夜のリズムが崩れやすい職業などが、ムリを溜めやすい。

私の仕事は全部当てはまっている!職場に持っていって、バイトを含めて何人にも読ませたが、「全部じゃないですか!」「完全制覇ですね!」など、みんなでうけた。この仕事20年目になる俺はエライと思った。だいぶたってから、クミゴン(妻)の支えがあってこそだとも思い、こっそり妻に感謝もした。どこかのページに職場でのストレスが同じでも家庭環境が違うということが書いてあったから、そこまで思いが及んだんだな。

私の職場でうつになったり、やめてしまったりする人が多いの、会社のせいというよりもともとそうなりやすい職業なんだな。なんか妙に納得したわ。

1章は自分の部署の効率を最大化するためにも興味深く読んだ。どう休むかということについて、貴重な提言。「子供の心の強さ」「大人の心の強さ」というのがわかりやすい。他にも新たな視点をいろいろ得られる。

「無理は3段階で進行する」もわかりやすい。これを読んでいるとき、バイトの一人がまさに第2段階に入っていると思って、すぐ手を打った。

2章のインターネットや携帯電話、そしてスマホの普及でわれわれの感情が24時間刺激されっぱなし。そのために感情疲労を起こすという指摘には、うんうんうなずいた。

3章は新型うつについても触れられており、ああなるほどぉと思わされるところもあった。ここは私の上長に紹介したいと思った。

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自衛隊メンタル教官が教える 心の疲れをとる技術 (朝日新書)

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初回更新:2013-10-31 (木) 10:23:21
最終更新:2014-06-21 (土) 09:59:35
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