空飛ぶタイヤ

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元祖「倍返し」!?

空飛ぶタイヤ表紙・クリックで拡大
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明日、いよいよドラマ『半沢直樹』が最終回を迎える。自分でチャンネル合わせるテレビは『半沢直樹』と『あまちゃん』しかない私は、10月からいったいどうやって過ごせばいいのだ。

『半沢直樹』の宣伝で見たのだと思うが、ドラマは原作 池井戸 潤と出ていて、あ、『空飛ぶタイヤ』の人(『下町ロケット』で直木賞も取ってたな、読んでないけど)、それなら面白いかも、と思ったのを覚えている。

読んだのは結構前で、感想も書いているのだが、調べたら、思ったよりもずっと短いものだった。それがこれ。2007/4/17(火)01:40に書き上げている。今から6年以上前か。

木曜日から読み始め、日曜日には読み終わった。これは面白かった。分厚い本でしかも2段組。図書館で3ヶ月くらい予約待ちでやっと借りたものの、どんな内容の本だかすっかり忘れていた。読めるのか、こんなに長いの。しかもちょうど仕事が忙しいときだったのに。読めてしまった。睡眠時間を削ったが、まったくもって、むしろ元気だった。

実際に2002年1月10日に起きた三菱のタイヤ脱落事故をモデルにしている。著者は元銀行マンであり、銀行と企業のやり取りや企業内部の人間模様も実に面白い。『日本の経営組織』を読んだ後だけによけい興味深かった。そして中小企業の喜怒哀楽。先週の火曜日にも、社長から「倒産しそうなときが今までに2,3度あった。そのときはこの辺が(胃の辺りを指して)かきむしられるような思いだった。誰にも言えないし、つらかった」なんて話があったばかりで、主人公の事故を起こした運送会社の社長を力を入れて応援してしまった。子供の学校のことまで話を広げており、親子の学びあいがまた話にふくらみを持たせ、PTAの話が痛快さに拍車をかけている。

とにかくこれは文句なしに面白かった。きっと映画やドラマ化もされるんじゃないかな。

はっきり言って、細かい内容はほとんど忘れているのだが、とにかく厚いが厚さを感じさせぬ熱さで、かなりのお薦め。他の人の感想を読んだら、「倍返し」がちょっとだけ出てきたとのこと。ここに原点があるんだなあ。

「バンカー」という単語をゴルフ用語以外のものとして初めて知ったのもこの本。次に「バンカー」という言葉を聞いたのは、『半沢直樹』の中でだったが…。

6年前に予言したように、なんだ、ドラマ化や映画化はされなかったのかと思っていたのだが、今回ここを書くにあたって今一度調べたら、ドラマ化、されていた。改めて考えてみると、ドラマ化はスポンサーの関係で難しいんだろうなあと思ったが、なるほどWOWOWでドラマ化されていたのね。

おすすめです。睡眠時間を削ることは確実です。読みすぎに注意しましょう。あなたの健康を害する恐れがあります。

購入・各種データ

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単行本。表紙はリニューアルしてるのかな? 空飛ぶタイヤ (Jノベル・コレクション)
文庫本。上下の2冊。 空飛ぶタイヤ(上) (講談社文庫) 空飛ぶタイヤ(下) (講談社文庫)
DVD。 空飛ぶタイヤ DVD-BOX(3枚組)

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初回更新:2013-09-21 (土) 10:22:26
最終更新:2014-06-21 (土) 09:59:36
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